収穫祭

収穫祭

収穫祭

現在読書中。

第1部で語り手に感情移入がなかなかできず、やや読み進むのに苦労しました。この状況の中で探偵じみた議論をするか、という違和感。あるいは、1980年代に「・・・みたいな」という言葉づかいはないだろう、と。ただ語り手の回想であることがあちこちで語られるので、ひょっとすると何か仕掛けがあるのか、という期待感で読み進む。

第2部になってけっこう物語が走り始めます。そうなるとのってきて、きづいたら300ページを越えていた、という感じです。ただし語り手への違和感は相変わらずだから、これはきっと作者のねらいだろう、と。凝ったミステリらしいんで。