第2部

引き続き

神無き月十番目の夜 (小学館文庫)

神無き月十番目の夜 (小学館文庫)

を読む。第2部まで読了。

「出星前夜」と同じ構成ですな。島原の乱のおおまかな推移が国民的な常識であるため、物語の行く末を知りながら登場人物の言動にはらはらする、というのに比べ、「神無き月・・」は冒頭で陰惨な結末が語られる、という違い。

昔から無能な官僚や為政者のために、声なき衆生が泣かされてきたのじゃなあ。