読了

ザ・ロード

ザ・ロード

いやー、すごい迫力でした。破滅後の世界の暴力と絶望、喪失の予感に満ち溢れた傑作。

SFとしてもおもしろかった。餓死寸前になるたびに救いが現れるあたり、都合良すぎるかな、と思わせておいて結末になだれ込んで納得。そういう話なのね。

コーマック・マッカーシー、覚えておきましょう。「すべての美しい馬」っていう印象的な題名の本を出しているのは知っていた。さっそく借りてみましょうか。