続けて

オリンピックの身代金

オリンピックの身代金

すっげー期待して読み始めたわけですが・・・そこはかとない不幸の予感を常ににおわせる、この作者のテイストは健在。

ああ、きっと落としどころはこうなるのかなあ、と思わせて、意外と素直な結末で、やや肩すかしでした。

東北の寒村から「頭」だけで抜け出して、東大大学院に通う優男が、本当にここに行き着くか、というリアリティがいまいちだったと書いてしまおう。どー考えても現世のご利益のほうがすてきなような気がする。