guitone 0.7

毎度毎度、変にマイナーなプロジェクトばっかり紹介しては自己満足している、ということになりそうです。

本日はguitone。なんとmonotoneのGUIでございます。

monotoneはthe distributed version control systemでありますが、じゃあsubversionCVSとどの程度違うものなのか説明しろ、といわれてよくわかっていないという。ま、アプリやツールのバージョンコントロールではなく、ディストリビューションのバージョン管理に特化されていることくらいは把握しておりますが。ただ、OpenEmbeddedがこのツールを使っているので、かれこれ3年くらいは日常的に monotone update やら mtn pullやらと打ち込んでいるため、親しみだけはありますな。

で、そのmonotoneのGUIフロントエンド。プロジェクトのサイトは

http://guitone.thomaskeller.biz/g/about

であります。ざっと機能を見たところ、私のような末端ユーザではなく、ディストリビューション構築しているようなハッカー様向けとみた。うーん、でもハッカーGUIなんか使わんか。(いやそうとも限りませんか。GUI好きでたまらないハッカーさんもいるかもしれない)

0.7での変更点は

There are only a few "new" things you can actually see. The most notable of these include the file history browser, a new icon set, and numerous other improvements in existing dialogs. An extensive internal overhaul was done to make the program smoother, faster, and less prone to crashes and other errors. mtn error detection was improved. Some of the outstanding platform bugs on Mac OS X and Windows were fixed.

ということで、新機能追加より全体的なスピードアップやスムーズな動作に重点をおいたバージョンアップみたいですね。いやー、実はそういう改良が一番大事なんですよねー、ユーザーにとっては。作者さんにとってはつらい作業だと思いますが。

実行画面はこんな感じになります。いちおう自分でもインストールしてみようかと思案中。野良インストールになるのがちょっと、なんですけど。